WoT研究所

学びや経験の末に見つけたことを発信します。

明日からの仕事が待ち遠しい!僕の仕事観を共有します。

人生において、仕事は重要な活動のひとつですよね。

でも「もう少し休みがほしい」とか「給料もっとほしい」と思う気持ちを、程度の差こそあれ多くの人が持っているかと思います。

想像してみてください。明日から仕事をするのが楽しみになったら。

いかがでしょう、毎日充実しそうですよね。この記事がそのきっかけになれば嬉しいです。

 

というわけで、今日は仕事観についてです。

 

僕は過去に転職しているのですが、そのときに色々考えたり、たくさんの方のお話を聞く機会があってこの考えを持つことができました。それからは仕事に対するストレスがかなり減りました。この考え方があなたにもお役にたてば嬉しいので、おすそ分けしますね!

 

今の僕は生涯働いていたいと考えています。もちろんできる限りです。

身体がボロボロになるまで働きたいというわけではなく、いつまでも社会貢献できる仕事をしていたいという気持ちです。

 

僕も会社員なので、かつては「定年を迎えて退職したらどんなことをしようかな」と第二の人生を想像していました。ところがニュースで見るのは、「定年延長」などの話題。身近なところでは、僕の父親を見て、長く働くことに悲観的になっていた時期がありました。

 

僕の父は60歳で定年を迎えましたが、再雇用制度を使って65歳まで働いていました。僕の父は過去に飲酒運転に巻き込まれたときの後遺症があります。そのため、身体も使う再雇用先での仕事はとても大変そうでした。僕はそんな父が仕事に向かう姿を見て、「こんな年齢になっても働くのは大変だろうな」と思っていました。父も希望していた元々の仕事ではなかったので、毎日しんどそうでした。

 

しかし、父も手術を受け後遺症による症状が和らいでいったこともあり、それからは順調に再雇用期間を終え、引退後はどこかほっとしているように見えました。でも、それから長く経たないうちに、父親は知り合いのお店を手伝うようになっていました。

「あんなに大変そうだったのにまだ働くのか」と思っていましたが、再雇用が終わってからよりも今のほうが楽しそうに見えます。

 

以前読んだ本に、平均寿命が伸びていることが書かれていました。単純に長生きできるということではなく、健康寿命が伸びているとのことでした。そうなると働ける年齢が伸びるということになります。

 

働く、仕事をするというのは社会に貢献するということだと思います。あなたが仕事をすることで、誰かのためになっているはずです。例えば、直接じゃなくても「あなたの会社で作った商品で救われる人がいて、その商品を作って望む人に届けるために、分担した作業を自分が担当している。」そう思うと「あなたの仕事は、誰かのためになっている、誰かに貢献している」はずですよね。

僕の父も、再雇用期間が終わっても「誰かに貢献したい」という気持ちがあったらから、また仕事を再開したのです。

 

毎日、やることがたくさんあって業務処理に忙殺されていると「なんでこんなことしているんだろう」と思ったり、「仕事楽しくない」と思ったりするようになってしまうかもしれません。

でも、一旦止まって深呼吸(吸うより吐出しを長め)を4〜5回やってから考えてみてください。あなたの仕事の大切な部分(こんな人に貢献できている)は何ですか?

もしそれでも「なんのためにやっているのかわからない」という状態なら、転職を考えるといいかと思います。

 

たいていの仕事は、仕事として成り立っているということは、誰かに貢献できているはずです。だから仕事をするうえで「嫌だ」と感じることの多くは、会社のルールによるものだと思います。「いや、これはルールじゃない。人間関係だ。」と思った人は、それこそ違う職場に移ったほうが良いと思います。自分の仕事内容と貢献対象が気に入っていて、環境だけが合わないなら環境を変えればいいのです。

環境を天秤にかけたとき、「この人間関係を我慢してでも今のところに居続けるんだ。」と思うあなたには、なにか別の理由があるのではないでしょうか。一回、深く考えてみることをおすすめします。

 

僕と同世代の人たちの意見を聞いたことがあります。仕事(環境)が辛そうな人に「なぜ転職をしないの?」と聞くと、大半の人の理由は「家族を巻き込むし、失敗するのが不安」「失敗して食いっぱぐれたらどうしよう」という声でした。

 

よく考えてみてください。今の会社にいれば一生安泰と思っていませんか?むしろ長く働く必要が出てくるこれからの時代、逆になるかと思っています。定年まで一社に居続けた人は、一社のルールしかわかっていません。それから先働こうと思ったとき、一社で出来てしまった価値観を背負って次の場所で働くことになります。

もしかしたら、身につけた素晴らしいスキルも、一社のルールに縛られている特殊ルールの元で活用できるスキルかもしれません。

 

こんなに不安を煽ってしまいましたが、転職することがすべての正解ではありません。今の会社に居続けながら、できることもたくさんあります。例えば、明日からの仕事をタスクとしてみるのをやめましょう。「仕事をこなす」のではなく、自分なりにやり方を考える。課題を見つけながら仕事に挑むのです。

「課題を見つける」のは立派なスキルです。どんな仕事をしていても絶対に役に立つ素晴らしいスキルなのに、誰も教えてくれません。

 

明日から仕事をするときに、「なぜこれをやるんだろう」「目的はなんだろう」から再スタートしてみませんか?その後で、「こうやらないのはなぜだろう?」「もっとこうやったらいい結果にならないか?」と自分なりに課題を見つけて、答えを試してみてください。

自分で課題を見つけると、毎日の仕事から「やらされ感」が無くなり、その後任される仕事も、クリエイティブなものへとシフトするチャンスが増えます。

 

次の仕事の日が少しだけ待ち遠しくなってきたら嬉しいです。

読んでくださったあなたの気づきをコメントしてください。励みになります!

 

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業務遂行力向上のための褒め方の工夫

前回に引き続き、マネジメントに関する学びを発信していきたいです。

最近、カラーバス効果かマネジメントに関する気付きが増えてきました。帰国する時には、マネジメントにも少し自信を持てるよう、日々意識していきます。

 

さて、そんな本日のお題は「褒めすぎないように気をつける」です!

 

褒められて伸びるタイプ。

なんて言葉もよく聞くので、褒められることでもっと頑張れちゃう人もいるかな、と思っていました。私も褒められるのはやっぱり嬉しいです。

だから、私もメンバーが仕事をイキイキできるように、些細なことでも褒めるようにしていた時期がありました。それでモチベーションが上がるはずだと考えていたのです。

 

でも、人によって褒める基準が違うことに気づき、どっちが良いのか考えて見たことがきっかけで私の行動が変わっていきました。

まずは、褒められたあとってどんな気持ちだろうと考えてみました。

あなたに部下がいて、あたなたから褒められた後「もっと頑張って認めてもらおう」と頑張ってくれました。その結果、部下は褒められたときと同じ成果を出しました。

でも、今回のことで部下はあなたから褒めてもらえませんでした。あなたの中では大きな理由もなく、単純に忙殺されていただけなのかもしれません。でも部下は、「あれ?前回は褒めてもらえたのに、今回は褒められないのか?」と思い、「なぜ今回は褒めてもらえないのか」考えてしまいました。

 

それは、褒められた当人の中で、褒められる基準の設定が「前回のレベルより少しだけ下」くらいが及第点。→ それを超えたから「褒めてもらえる」はず。という認識になってしまっているからでしょう。

 

仕事の中で、常にその部下の上司でいられるわけではありません。であれば、部下にはどこでも独力で仕事ができる部下になってほしいですよね。部下に100%の出力が出せるビジネスパーソンでいてほしいと思えば、成果が100%を大きく超えたときにだけ褒めるのが有効と考えます。

 

仕事はなんのためにやるのか。たとえば私のような会社員は、会社の規模が大きすぎると見失いがちですが、自分たちがもらっている給料以上に会社にプラスがあり、その中から給料が出ているのです。

成果があるから、自分たちの給料があるのです。ということは、「こんなに頑張りました」に対して褒めるのは違うはずですね。

もちろん会社によっては機能を分割し、すべての部署が利益に直結する業務を担っているわけではないです。ただ、上記のような間接的な機能を持った部門だとしても、評価されるべき基準があるはずです。それを大きく超えたとき、褒めるのが良いかと思いました。

 

かつて私も、気軽に「すごいですね!」「いいですね!」と声をかけていましたが、自分じゃない人がマネジメントをするようになったときのことを見据え、部下に業務遂行力を付けてもらうためにも、褒める基準を変えてみた。というお話でした。

 

読んでくださったみなさんも、褒めるときのコツなどがあれば、ぜひコメント欄で共有ください。気づきをコメントしてくださるのも大変励みになると思います!

 

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感情的な反応を抑えた叱り方を学ぶ

”怒る”は反応。

”叱る”は対応。

 

叱ると怒るの違い、頭ではわかっていてもいざやるときにはとてもむずかしいです。

人間なので、感情が乗りそうになってしまう…。何か気づきがあればコメントなどのリアクションをいただけると励みになります!

 

マネジメントを行ううえで、私が叱るときに心がけていることです。

 

何かが起きたとき、怒るのは自分の感情による単なる反応です。

自分の価値観に基づいて処理された結果、反応しているだけです。

さらに怒られた相手が違う価値観を持っていた場合、効果がありません。

強く怒った場合、それ以降の関係で相手を萎縮させて強制的に自分の言いなり

にできるかもしれませんが、自発的な人を育てるという面では悪手です。

 

一方で、叱るという行為は、自分の感情によらない対応です。

時には厳しい表情を見せるので、相手は「怒られた」と一時的に思うかもしれませんが、相手本位の行動です。

叱るという行動はとても難しいですが、「相手の可能性を考え、信じた」対応です。

 

怒ることは、自分本位がほとんどかと思います。

人間なので感情がありますし、怒ることは仕方ないことだと思います。

でも、一度リラックスして最近怒ったことを思い出してみてください。

自分のことを考えた反応ではありませんか?

 

私が尊敬する大先輩に、かつて言われたことがあります。

「せめて自分の部下だけでも良い。確実に間違いを起こしてしまったとき、叱るのは絶対やってください。叱れないと逃げる人もいるがマネジメントを担うものとして失格です。叱るという行為は相手の可能性を伸ばしてあげること。叱れないのは、その人を見捨てているのと同じです。」

 

それを言われたとき、目が覚めるような思いがしました。

たしかに、私がかつて叱られてきた経験を思い返すと、その場はやはり落ち込無事が多いですが、後々「あのとき言ってもらえてよかった」と思えるものでした。

 

私は普段から笑顔の印象が強いらしく、如何にも平和主義者というイメージを強く持たれているようです。

そんな私なので、かつては相手に嫌われるのでは・・・と、自分を守りたい一心で叱るのを躊躇していた時期がありました。

ただ、上述の大先輩からの一言を聞いたとき、「叱らないのはもっと残酷だ」と気づいたのです。大先輩には感謝です。もう少しで責任を果たせない者になるところでした。

 

今は、海外という異なる常識や価値観を持つ人達が周りを取り巻く環境で働いています。

正直に言って難しいです。これまで言わずとも共通認識だった、いわゆる常識が通じないことが多々あります。その度に「ここからのコミュニケーションか‥」と苦戦しますが、慣れてきたせいか、一歩引いて「なぜそうしたの?」などのコミュニケーションを試みています。

 

さすがにぶっとんでるときには「なんでやねん!」と突っ込みたくなることもありますが、腹の中にどっしりとした理想の上司を宿し、感情的に反応しない修行を重ねています(笑)

 

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